北九州市立大学で、人を支える学生はどう育つか
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- 大学ブランディング研究所 編集部
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まちづくり団体、福祉施設、スポーツイベント。北九州市立大学の地域創生学群が挙げる実習先には、人と関わる場面が並びます。そこで養う力には、企画やプロジェクトの推進に加え、対人支援の方法も含まれています。地域創生学群の教育課程・教育方法の特色
地域に出る経験から、どうすればそこで暮らす人を支える力へ進めるのでしょうか。地域創生学群は、地域の再生と創造を担う人材を育てるとしています。地域を動かす仕事と、一人ひとりを支える仕事を分けて読むと、この目的が求める力の幅が見えてきます。

地域を動かす仕事と、人を支える仕事
地域創生学群には、地域創生コースと地域福祉コースがあります。前者は地域をマネジメントし、活性化に向けて力を発揮できる人材を育てます。後者は、地域コミュニティに強い社会福祉士やスクールソーシャルワーカーに関する資格取得を目指します。地域創生学群の特色
二つを並べると、地域の再生と創造を担うという学群の理念にも幅があることが分かります。事業を企画して人を集める仕事と、困っている人の状況を受け止めて支える仕事。同じ地域に関わっていても、求められる知識や技術は同じではありません。
大学ブランディング研究所 編集部は、地域福祉コースが対人支援を扱うことを、地域の再生を読むうえで欠かせない具体と捉えます。地域の活性化は人を集める企画だけでは語れず、そこに暮らす人が抱える困難にも関わるからです。コースを分けた設計によって、地域を支えるという目的に異なる専門の役割を置いています。
現場へ出す学生を、四年間でどう支えるか
その学びを支える方法として、大学は四年間を通した少人数指導を示しています。1年次は実習、2〜4年次は演習で、ゼミ形式の少人数授業を実施します。1年次には担任制を導入し、入学直後の学生を重点的に支えます。地域創生学群の特色
地域での活動経験を振り返ることも、カリキュラムの中心に組み込まれています。学群が示す対人支援の方法は、現場へ行けば自然に身につくとされているわけではありません。活動を振り返るカリキュラムと、入学直後から続く少人数指導が、ともに示されています。現場で経験を積むことに加え、その経験から学ぶことを大学の教育方法として扱っています。
大学全体の理念・目的には、地域の発展への貢献があります。地域創生学群の教育をその一例として読むと、学生がどれだけ地域へ出たかに加え、誰のどんな課題へ関わる知識を得るかが重要になります。二つのコースと継続的な少人数指導は、その目的に対する教育側の設計です。
人を支える学生を育てるには、支える相手を具体的に知り、そのための専門を学ぶことが要ります。北九州市立大学の地域創生学群は、地域の企画・運営と対人支援をそれぞれ学ぶ道を設け、現場と少人数指導を組み合わせています。地域貢献という大学の役割を、地域の異なる困難に応答できる人を育てる仕事として読める教育です。
