コラム

大学の名称変更・リブランディング|旧名称で探す人への案内をどう残すか

執筆
大学ブランディング研究所 編集部
最終更新日
大学の名称変更・リブランディング|旧名称で探す人への案内をどう残すか

新しい大学名が決まった後にも、旧名称で発行された卒業証明書や、昔の大学名を覚えている卒業生は残ります。名称変更の準備では、発表日の見せ方に加え、新旧の名前が併存する期間の案内を考える必要があります。

新名称を発表する日と、各種の手続きが切り替わる日は一致するとは限りません。名称変更を検討するときは、在学生・卒業生・受験生が、それぞれどの名前を使って用事を済ませるのかを先に書き出します。届出や認可の要否は、設置形態と変更内容に応じて確認します。

旧名称を検索する人を置き去りにしない

旧名称の案内ページには、新名称、変更日、証明書や問い合わせの行き先を残します。在学生・受験生・卒業生では用事が違うため、一つの告知文で済ませず、各人が必要な手続きへ進めるようにします。

更新対象はロゴのある場所だけではない

メール、履修システム、証明書、契約、学則などでは、表示名を変える担当と判断権限が異なります。制作物の一覧とは別に、誰が、いつ、何を切り替えるかを整理します。教育内容が変わる場合は、その変更と名称変更を分けて説明すると、入学後の条件を誤解されにくくなります。

制度の確認先は文部科学省の大学・大学院に関する案内などです。すべての大学に一律の手続きを当てはめる記事ではありません。発表前には、旧名称しか知らない人が自分の用事を済ませられるか、案内を通して確かめておきたいところです。

移行表には、旧名称の案内を残す場所、新名称へ切り替える日、問い合わせを受ける窓口を書きます。旧名で探しても証明書にたどり着けるか。新入生向けの案内と在学生向けの条件が混ざっていないか。名前を知ってもらう発信と、必要な手続きを続けられる案内を、一緒に準備します。