国際教養大学の留学先で、学生は何を学ぶのか
- 執筆
- 大学ブランディング研究所 編集部
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国際教養大学の留学先で、学生が履修するのは専門科目です。出発前にはアカデミック・アドバイザーと相談し、関心のある分野や将来の希望を考えて、現地で履修する科目を決めます。一年間の留学義務
海外へ行くこと自体に加え、なぜ現地で専門科目を学ぶことを求めるのでしょうか。国際教養大学が目指すのは、外国語で意思を伝える力と、多面的に物事を考える教養を備えた人です。留学の履修条件には、この二つを切り離さない教育観が表れています。
留学先でも続く、大学の学び
国際教養大学は、全学生に一年間の留学を義務づけています。留学先で修得した単位は卒業単位として認定されるため、海外での履修も学位取得までの学びに含まれます。出発には英語力、成績、必要単位などの条件があります。一年間の留学義務
大学の案内は、留学の目的を、現地の専門課程を学んで単位を修得することとしています。履修科目を事前に相談し、所定の成績を修めた単位を卒業に必要な単位として認定する。その条件まで、海外での学びを学位取得の過程に組み込んでいます。この仕組みから、大学ブランディング研究所 編集部は、留学を大学の専門教育が続く場所として読みます。
開学理念は、豊かな教養教育と、実践的な外国語コミュニケーション能力を養うという考えを、大学名の経緯とともに説明しています。学ぶ言語と、学ぶ内容の両方を大学の名前に置いた説明です。
英語だけでは説明しきれない教育目標
開学理念にある教育目標には、語学力だけでなく、文化や社会への理解、自分の文化への認識、多面的に考える力、社会的責任も挙げられています。開学理念
外国語で伝えられることと、何を理解して伝えるかは別の課題です。専門科目を履修する学生は、その言語で授業の内容を理解し、自分の分野を学ぶ必要があります。教養と外国語の両方を掲げた開学理念が、留学という場では、学ぶ内容と言語を同時に扱う条件として現れます。
また、多文化共生のキャンパスライフは、留学生とともに学び、暮らす環境を紹介しています。異なる文化に接する場所は、渡航先だけではありません。秋田のキャンパスでの生活も、この大学が説明する学習環境に含まれています。
国際教養大学の留学先で学生が学ぶのは、現地の言葉だけではありません。自分が深めたい分野を選び、外国語で専門の学びを続けます。語学の準備、履修相談、卒業単位への算入は、そのために異なる役割を持つ仕組みです。「国際」と「教養」を結ぶ教育は、渡航の経験を、何を学び何を考えるかという大学の学びから切り離さないところにあります。
