【アーカイブ】上條憲二の大学ブランディング講座(基本編)第3回「ブランディング推進組織をつくる」
- 執筆
- 大学ブランディング研究所 編集部
- 最終更新日
委員会を立ち上げたのに、議題がない。第3回のオープニングコントは、そんな場面を描きます。その後の講義では、組織をつくる際の考え方やメンバー選び、議論の進め方へ話が移ります。推進委員会を設置して終わらせないために、何を準備するかを扱う回です。
教学・入試・施設などの担当者と、どこで何を話し合うのか。この回では、全学を動かす推進組織のつくり方——誰を集め、どこに置き、何を決める組織にするかを扱います。
講師は、インターブランドでエグゼクティブディレクターを務め、現在は愛知東邦大学経営学部教授・日本ブランド経営学会会長の上條憲二氏です。
このセミナーで分かること
- 推進組織を「事務局」と「プロジェクトチーム」の2層でつくる具体的な形
- メンバーを何人・どの職位から選ぶか。なぜ若手・中堅を軸にするのか
- 議論が本音に届くミーティングの運び方と、議事録に残すべき言葉
チャプター
- 00:18 講師紹介|上條 憲二
- 01:38 オープニングコント「委員会形骸化編」— 議題のない推進委員会
- 03:18 大学ブランディング推進組織に関する問題点
- 04:55 評価・運用の問題点 — 短期的な志願者数KPIへの期待、言語化の妥協
- 06:36 では、どうする?
- 07:16 Step3「ブランディング推進組織をつくる」— 事務局とプロジェクトチーム
- 08:23 推進組織の活動はインナーブランディングそのもの
- 09:15 ヒント① 組織の位置づけ — 理事会・学長直轄のケース
- 10:00 ヒント② メンバーの人数、構成、役職
- 11:28 ヒント③ 理事長・幹部職員・教員の関与
- 12:52 ヒント④ 選抜方法 —「意図的」に選ぶ
- 13:38 ヒント⑤ メンバーの特性
- 14:45 ブランディング推進組織は“経営塾”
- 15:43 「分析力」「想像力」「巻き込み力」の体得機会
- 16:57 メンバーは“スター候補生”
- 18:32 ビジネスパーソンとしての総合力がつく
- 20:01 推進組織はブランディングのエンジン役
- 20:57 推進組織の主な業務 — 進行管理面とブランディング内容面
- 22:59 ミーティングの進め方 — まず、雑談できる雰囲気づくりから
- 24:54 アイスブレイク
- 26:04 宿題の発表と議論
- 26:51 記録のポイント —「生の言葉」を残す
- 29:00 個別ヒアリングのご案内
とくに持ち帰っていただきたい一点
推進組織の議論で出た言葉を、報告用に整えるとき、何が落ちてしまうのでしょうか。「お客さんの『ありがとう』って言葉、いまさらながら、沁みる」という生の言葉は残します。「顧客満足が第一」と、その場で言葉を丸めません。上條氏が挙げたこの対比は、議論の記録を読み返すときの手がかりになります。言葉を整理する際にも、発言者が何に動かされたのかを残す。組織のメンバーだけでなく、そこで交わす言葉の扱いまで考える回です。
シリーズについて
「上條憲二の大学ブランディング講座」は、大学ブランディングを経営戦略として扱う全10回のシリーズです。第1回「ブランドとは何か」、第2回「機運をつくる」に続く第3回が本編にあたります。第4回「環境を見つめる」は2026年10月15日に開催しました。
自学の進め方を相談する
推進組織の立ち上げ方は、規模・沿革・学内の力学によって最適解が変わります。ブログルと上條氏による個別ヒアリング(無料)で、貴学の現在地に合わせた進め方をご相談いただけます。
あわせて読む
- 第2回「機運をつくる」:推進組織の前段にあたる回
- 大学ブランディングとは「らしさ」で選ばれること:「ブランドでマネジメントする」段階の意味
- 大学ブランディングの型カタログ(12の型):推進組織で言葉を決めるときの見取り図
